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2014年2月14日

パナソニック(株)および同社労働組合からの寄贈について

パナソニック株式会社オートモーティブ & インダストリアルシステムズ社エナジー開発センター様(神戸市西区井吹台東町)および三洋電機労働組合エナジー連合支部の皆さまより、西区の福祉向上に役立てていただきたいとのご意思により、今年も同社製品の寄贈をいただきました。

世界をリードする充電池事業の開発拠点となる西区への愛着とともに、息の長い地域貢献への熱意を感じました。

同社および同労働組合では、毎年12月に社内イベントを開催し、社員の皆さまが持ち寄った商品をバザーで販売し、その売上金と同社および社員の皆さまからの寄付金をあわせてパナソニック製品を購入し、ご寄付をいただいています。
平成14年度から続けて実施いただいており、これまでテレビ、空気清浄機、エネループなどを本会善意銀行を通じて、高齢者、障害者、児童福祉施設等にお届けしています。

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<パナソニック エナジー開発センター 武江総括 様 >        <三洋電機労働組合 小林分会長 様>

今年は、災害時への備えとして、パナソニック・FM緊急警報放送対応 FM/AM2バンドラジオ RF-U350  と同社アルカリ電池をあわせて、2セットのご寄贈をいただきました。

西区は集中豪雨等による河川の氾濫が想定される地域が多く、災害備品のひとつとして役立てさせていただきたいと考えています。

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ところで皆さまは、同社が発売する  「eneloop(エネループ)」 をご存じでしょうか?

平成17年に三洋電機が開発した、繰り返し使用ができる蓄電池(充電池)で、その性能の高さから愛用者が多く、大きなシェアを得ていますが、平成24年からパナソニック「eneloop」として発売されています。

「eneloop」の基礎研究・開発は、西区井吹台東町にある同社でも実施されたそうで、西区の先端技術の中で培われた優等生!
充電池は、電気自動車の能力向上や太陽光発電の普及による家庭内蓄電システム、また携帯端末の能力向上など多分野の技術革新の大きなカギを握り、世界各国・各社が技術開発にしのぎを削っています。

先日、アメリカの自動車メーカーが、1回の充電でなんと500km!もの走行を可能とする電気自動車の販売を発表しましたが、この電池にはパナソニック製の蓄電池が使われているそうです。
緑豊かで良好な住環境と調和し環境にやさしい研究施設等が集積する西区で生まれたエナジー技術は、世界の注目を集めています。

(贈呈式:平成26年2月7日)