２月７日（金）、お話し相手ボランティア入門講座の第３回目を迎えました。

今回は、現在ボランティア活動をされている、３つのボランティアグループのみなさんにお越しいただき、生の声を聞かせていただきました。このグループは、これまで開催したボランティア入門講座を受講された同期の皆さんで結成！された方たちです。

「お話し相手の活動を始め、最初は何か会話をしなければと思い活動していましたが、（相手の方は）話をしたくない時もある・・・隣に座って、手を握って一緒に空を眺める・・・それでいい。傍に寄り添うことがボランティアだと気がついた。」

「グループで活動しているからこそ、ちょっとした事を相談したり話し合えたりする。仲間がいるから続けていける。」と、活動や仲間について語るみなさんは、 とてもイキイキとされていて素敵でした。

そのあと受講者の皆さんで、ボランティアのみなさんの体験談や、講座２回目の施設でのボランティア体験を通して、感じたことを話し合いました。それぞれ違った見方があり、気づきを話し合うことで視野も広がります。（但し、ボランティア活動中に知り得たプライバシーに関する情報は守るのがお約束ですネ。）

今回、施設でボランティア体験をさせていただきましたが、特に入所施設の場合は、ご家族やご利用者、職員の方以外に外部と接する機会が少なくなります。普段の生活の中でみなさんが、家族、友達、職場の人、地域の人など様々な人と関わりながら生活をされているのと同じ様に、施設に入所されている方にとって、お話し相手として訪問されたボランティアのみなさんとの交流は、生活の変化や豊かさを感じていただくうえでとても大切だと考えています。

最後に、今後の活動についてのご希望を伺いました。みなさんが積極的に 興味のある活動先への見学を予定されたり、早速 活動を始められたりと前向きに活動を考えておられるご様子を、嬉しく拝見しました。

ボランティアセンターはこれからも地域で活躍されるみなさんを応援し、つながっていきたいと思います。