2014年1月29日
誰かが自分の話に耳を傾けてくれる、そばに寄り添ってくれる、ただそれだけで心の底にあった悩みや淋しさが軽くなることがあります。
人と人とのつながりが求められている今だからこそ、お互いに“あたたかさ”を感じることができるボランティアが広がることを願って・・・1月24日(金)、お話し相手ボランティア入門講座(全3回)を開講しました。
第1回目の前半は、コミュニケーション・サポーターの横山 由紀子 氏をお迎えし、「心に寄り添うコミュニケーション~私も大切、あなたも大切~」をテーマにお話しいただきました。
コミュニケーションのために、まず前段階であるプレ・コミュニケーション 、つまり「この人に話をきいてもらいたい」と思ってもらえるかどうかがとても重要であることや、相手も自分も大切にするボランティア、人に喜んでもらえるきき方などを学びました。
無表情でお地蔵さんのようになっていたり、お話している相手以外の人を目で追ったりする “話しにくいきき手” も体験。
ちょっとしたポイントを意識すると、聴き上手にぐっと近づきます。
「聴くこと」 は 技術 ではなく、「心を開放する 時間 を相手にプレゼントすること」
話す言葉や内容よりも、態度から寄り添う気持ちは伝わるんですね!
後半は車いす体験。介助の仕方や注意点を聞いた後、実際に外へ出掛けます。
車いすに乗ってみると、いつもとは違った感覚・目線で気づきがたくさんあります。
第2回目は高齢者施設でのボランティア体験です。
今日の講義を少し意識して・・・まずは「笑顔であいさつ」からはじめましょう!!