2022年11月22日
令和4年11月10日(木)、樫野台小学校で「年をとるってどういうこと?」をテーマにボランティアの皆さんが子どもたちの福祉学習をお手伝いしました。
◎ 年をとることで起こる心身の変化について知る
感覚器官や呼吸器の変化、脳の変化、運動機能の低下、抵抗力の低下、心の変化について学びました。
◎ 動きにくさの体験
関節が曲がりにくく腰の曲がった状態で、歩いたり階段を昇り降りしました。
◎ 目の見えないこと・見えにくいことの体験
目の病気について学んだあと、体験キットを使って見えにくい状態で文字を書いたり周囲を見渡したりしました。
◎ 手の感覚の鈍さを体験
軍手やおもりを着けて本をめくったり、折り紙を折ったりしました。
子どもたちからは「黒の穴の開いためがね、これくらい大丈夫だろうと思ったがそうではなかった。」「本が1ページしかめくれずストレスだった。」「普通に暮らしているようだったけど、こんなにしんどいのかと思った。」などの声が上がり、体験を通して高齢者の気持ちを理解したり、自分たちができる事について考える機会となったようです。
ご協力いただいたボランティアの皆さま、ありがとうございました。
西区ボランティアセンターでは『赤い羽根共同募金』を活用し、ボランティアのみなさんの協力を得て 区内の小学校で福祉教育を実施しています。高齢者体験の他にも、車いすの体験や視覚障がいの体験などで子どもたちの学習をサポートしています。