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2019年8月2日

神戸市外国語大学陽だまりセミナー開催

令和元年7月13日(土)神戸市外国語大学ボランティアコーナーの「がくえん陽だまりセミナー」に参加しました。

神戸市外国語大学ボランティアコーナーの学生スタッフのみなさんは、子どもの教育・生活、国際交流、高齢者支援、地域振興協力他、さまざまな分野で活動されています。

その活動のひとつに、2ヶ月に1回「がくえん陽だまりサロン」を開催し、学園都市周辺の高齢者の方と交流を図っています。

ところが、普段高齢者と接する機会の少ない学生には、「お年寄りと何を話したらいいかわからない。」「緊張してしまう。」という悩みがあります。

これを少しでも解消できるようにと、学生スタッフが年に一度「陽だまりセミナー」を開催しており、今回は12名の学生が参加しました。

 本日のスケジュール                 掲示板には活動に踏み出す為のボランティア情報

セミナーでは、博愛福祉会デイサービスセンターおれんじの中村吉宏施設長が、現在の高齢者がおかれている状況や、身体的・精神的な変化、高齢者と学生の交流の効果や、「がくえん陽だまりサロン」に沢山の方が参加していただける為の情報発信の方法についてなど、学生スタッフの疑問にひとつひとつ丁寧に回答されました。

 司会進行担当の学生スタッフ             デイサービスセンターおれんじ 中村吉宏施設長

続いて、中村施設長、デイサービスセンターカラー西神の先間施設長にも加わっていただき、「学生だからこそできる高齢者の方への活動は?」「高齢者の方にしてもらいたいことor一緒にしたいこと」の2つのテーマで、グループワークを行いました。

グループワークでは、料理・買い物・カフェ・若者の流行を伝えるという提案の他に、自分が勉強している事を知ってもらう、避難訓練で現代の災害の知識を伝えるという近年相次ぐ想定外の災害に備えたアイデアも出て、とても活発な意見交換が行われました。

 各グループで出た意見を発表中

最後に、中村施設長より「何も特別な難しいことをする必要はありません、細く長く、持続可能な範囲で無理のないように」とアドバイスをいただき、陽だまりセミナーは終了しました。

学生は、今日セミナーで学んだことを胸に、午後からの陽だまりサロンに向かいました。

とてもわかり易く丁寧にご講義してくださいました、デイサービスセンターおれんじの中村施設長、デイサービスセンターカラーの先間施設長、ありがとうございました。

神戸市外国語大学ボランティアコーナーの学生スタッフの皆さま、益々のご活躍をお祈り申しあげます。

 

 中村施設長より、学生スタッフへのメッセージ     外大ボランティアコーナーのリーフレット