平成３１年４月２６日（金）、神戸YMCA高等学院（学園東町）で、福祉への理解を深める機会として、「福祉実習基礎」の授業で、車いす介助の体験学習が行われました。

講師は、数々の外出支援のボランティアを経験されている、「男組１号」の藤平さんと高岡さん。

介助者の心がまえから始まり、車いすの各部の名称、車いすの操作方法についての説明を受けました。

続いて、乗った時の目線の高さについてのお話しがあり、最後に答え合わせをするとの事だったので、生徒の皆さんも真剣に聞いていました。

次は、実際に車いす体験を行いました。車いすを乗った時の高さで、自動販売機の一番上の飲み物を購入することができるか？横断歩道は何秒で渡り切れるのか？、乗車したまま電話BOXに入れるか？、介助する方、される方も考えながら体験しました。

段差では、最初は苦戦していましたが、コツを掴んでからは、スムーズに操作する事ができました。

　普段利用している駅や商業施設でも、目線が変わると動き辛くなったり、誰かの助けが必要だったりする事の気づきがありました。

今回の学習を通じて、自分たちにもできることは何かを、考えるきっかけづくりに繋がっていくといいですね。

講師をしてくださいました、「男組１号」の、藤平さんと高岡さん、ありがとうございました。