１１月１日「岩岡地区ふれあいお食事会」（岩岡地区にお住まいのひとり暮らし高齢者の方のふれあい食事会）の３０周年記念の給食会に参加させていただきました。

毎月、岩岡地域福祉センターで開催されている、岩岡地区民生委員児童委員さんの手作りのお食事会です。最近は、毎月の様子を写真で伝えるA3版のニュースを発行され、参加者の方も楽しみにされていますが、このニュースも７０号を超えました。

３０周年記念もひとつの通過点、と、いつものとおり、いつもの笑顔のお食事会です。

最初に、岩岡地区民生委員児童委員協議会の藤田美佐子会長から、３０周年を迎えたご紹介がありました。いつものとおり、参加者の方とのかけあい漫才のようにお話が進みます。

次に西区　中川区長からのご挨拶では、運営を支えてこられたスタッフの皆さんの長年のご苦労をねぎらうと共に、参加された方の笑顔を張り合いにして運営されているので、参加者あってこその給食会、ぜひ健康に気をつけて元気で参加してください、とのご挨拶がありました。

また、３０年の歩みは、毎月参加され相互に見守っておられる高齢者の皆さん、運営をささえてこられた民児協の皆さん、ボランティアの皆さんのご苦労やご努力のたまものです。今後の継続発展を祈念して西区社協　白波瀬理事長から感謝状を贈呈しました。

今日のメニューはおでん鍋。皆さんでおでんのお鍋を囲むのも給食会ならではの楽しみ。とろりとした粕汁と共に、心も身体もポカポカ温まりました。

お食事のあと、岩岡シスターズの「お誕生日おめでとう～♪」の歌声が響く中、今月お誕生日を迎えた方に、地域担当の民生委員さんから「どうぞこれからもお元気で～」の心を込めて、お祝いの手作りの花束がプレゼントされました。

その後、岩岡小学校の子どもたちの合唱、そして毎年恒例のカレンダー作り。

このカレンダーの用紙には月ごとの暦があるだけで、大きく白地の余白が空いています。参加者の方は、思い思いに、筆や墨を使って書や絵を描き、世界に１つだけのオリジナルの、新しい年を迎えるカレンダーが完成します。

どうぞ来年も楽しいことがたくさんありますように～。

全国社協の動きに呼応して昭和５８年１０月発足し、１０月に３０周年を迎えた伊川谷「和朗会」と同じく、西区でも長く運営されている給食会です。発足当時１０％だった高齢化率も、３０年後の現在は２５％となり、ひとり暮らし世帯も急速に増加しています。時代を先取りして、地域における助け合い社会の実現に向けて、地域全体で着々と努力してこられました。

これからも３５年、４０年と、給食活動が続き、地域の支えあいがさらに発展されることをお祈りしています。

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