2017年5月26日
テーマ:「中堅世代」の心とからだのヘルスケア
社会には、医薬品の提供だけでは解決することのできないヘルスケアに関する様々な課題があることも事実です。
そこで、これらの課題解決のために真摯に取り組んでいる市民団体を支援することによって、市民団体と企業が互いの役割を補い合いながら、心もからだも健やかな社会の実現に取り組むことができるのではないかと考え、2000年に「ファイザープログラム~心とからだのヘルスケアに関する市民活動支援」を創設しました。公的資金が得にくい活動を支援することや、3年間の継続助成制度、人件費や家賃・光熱費などの事務局経費も助成金費目にするといった、他に例を見ないユニークな特徴を備えた助成プログラムです。
以来、毎年全国から多数のご応募を頂き、市民活動や市民研究が果たす役割が重要であるとの認識を新たにしました。そして2013年からは、ヘルスケアを重視した社会の実現に向けて、これまで重点課題の一つであった「中堅世代」に的を絞り、市民活動・市民研究のさらなる発展を応援することにしました。
このプログラムは、「心とからだのヘルスケア」の領域で活躍する市民団体による、「健やかなコミュニティ」づくりへの試みを支援することを目的としています。
ここで「ヘルスケア」とは、保健・医療・福祉・生活のみならず、就労等の社会参加活動も含めて一体として捉え、一人ひとりの多様な生き方を支え、心豊かな社会を実現する取り組みを意味しています。また、「コミュニティ」とは、特定の地域社会はもちろんのこと、共通の思いや立場による人々の集まりも含めて考えています。
「中堅世代」の「ヘルスケア」に関する「コミュニティ」をベースとした市民活動や市民研究がより一層深められ、その成果が社会に共有されるよう、今年も全国からのご応募をお待ちしています。
『中堅世代の人々(主に30・40・50歳代)の心とからだのヘルスケアに関する課題に取り組む市民活動および市民研究』とします。
具体的には、子育て・仕事・家族介護など社会において様々な役割を担っている中堅世代の人々や、疾病・障がい・貧困・差別などにより社会参加に困難を抱える中堅世代の人々が、生き生きと充実した社会生活を実現するための取り組みで、以下の点を重視します。
応募期間:2017年6月5日~ 6月16日【必着】
ご応募の際には、必ず「応募要項」にてプログラムの詳細をご確認下さい。「応募用紙」は、下記に掲載した応募用紙(2017年新規応募用紙)をご使用ください。過去に当ウェブサイトにアクセスしたことのある場合は、改めてアクセスし直し、用紙の右肩部に「2017年度新規応募用紙」となっていることを必ずご確認の上、ご利用下さい。(全部で8頁あります。)また、「応募用紙」をご記入の際には、「応募企画書制作の手引き」をご参照下さいますようお願い致します。
※ご利用のPC環境によっては、正しくダウンロードできない場合があります。その場合は、各「アイコン」を右クリックし、「対象をファイルに保存」等をお選びいただき、実行・保存をお試しください。
応募要項・応募用紙を上記のウェブサイトから入手できない場合は、電子メールでお送りします。
①団体名、②氏名を明記し、「ファイザープログラム応募用紙希望」とお書き添えの上、「ファイザープログラム事務局 市民社会創造ファンド」宛に、電子メール(rmutoh@civilfund.org)にて、ご連絡下さい。なお、お申し込みはお早めにお願いします。
ファイザープログラムに関するお問い合わせは、下記までお願い致します。
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-4-3 日本橋MIビル1階
ファイザープログラム事務局 市民社会創造ファンド 担当:武藤・坂本
TEL:03-5623-5055 FAX:03-5623-5057 月曜日~金曜日(祝祭日をのぞく)10:00~17:00
E-mail:rmutoh@civilfund.org