2018年2月5日
平成30年1月23日(火)、みなと銀行 岩岡支店の職員さんを対象に、岩岡あんしんすこやかセンターと合同で研修を実施しました。
西区でも、徘徊SOSネット「みまもん」に登録される方が110名を超えるなど、認知症の方が増加傾向にあります。
しかし、あんしんすこやかセンターや社会福祉協議会が対応した時には、既に状況が深刻化していることが少なくありません。地域で、様子の異変に気付くネットワークづくりが必要不可欠です。
研修を企画する段階で、金融機関の方々が、「何度も通帳やキャッシュカードを無くされる方」や「1日に何回もお金を引き出しに来られる方」などに接される機会が少なくない、ということがわかりました。
そこで、今回はそうした『金銭管理の難しい方が、通院や買い物、ゴミ出しなどを日常生活で支障なく行えているのだろうか?』ということを、職員さんに考えていただきました。
実際にあんしんすこやかセンターや社会福祉協議会が対応した事例から、日頃どのようなことに取り組んでいるのか、知っていただくきっかけになったと思います。
これまで福祉と金融は、地域の中で交わることがあまり多くありませんでした。
しかしながら今後は、連携が求められるような状況になってくると思われます。
そうした時に、両者が協力して課題を解決できるような関係づくりをしていきたいです。