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2019年1月30日

地域に生きる一人として「高津橋防災チャレンジ」

1月23日(木曜日)高津橋小学校で「高津橋防災チャレンジ」が行われました

毎年、阪神淡路大震災が起こった1月に高津橋小学校で体験学習「高津橋防災チャレンジ」が行われています。

高津橋地域に生きる一人として、地域の人と出会い、地域の人たちに知ってもらうことで安全・安心なまちづくりに寄与する(4・5年生)、炊き出し体験を通じて、震災時心をこめて活動した人々の思いや温かい炊き出しに喜ばれた人々の気持ちを追体験する(6年生)ことを学習の目的としています。

この日も地域の皆さんのご協力のもと、高津橋小学校の子どもたちは、さまざまな活動にチャレンジしました。

高津橋小学校内に設置された「ふっQすいせん(災害時臨時給水栓)」からの給水体験、その水を活用しての放水、水消火器を使っての消火体験。

ふっQ水栓

給水体験

給水と運搬体験をした水は水槽へ

放水体験

水消火器

身近なものを使っての担架の作り方、応急手当の仕方、AED・車いすの操作体験もして、土嚢づくりではその重さも実感しました。

毛布担架

煙ハウス

土嚢づくり

資機材体験

AED体験

車いす操作体験

6年生は、炊き出し体験で豚汁づくりをしました。出来上がってから、1年生とともに校庭で震災の時のお話を聞いた後、地域の方々と一緒に炊き出しの試食をしました。

炊き出し体験(6年生が豚汁つくり)

6年生と1年生が震災時のお話を聞いてから、炊き出しをいただきました

防災チャレンジには、毎年、高津橋ふれあいのまちづくり協議会、高津橋防災福祉コミュニティ、PTAの方々が多数ご協力くださっています。ご参加の地域の方は「子どもたちには、さまざまなことを体験してほしい。そのことが、体のどこかに、心のどこかに残っていてくれたら、命を助けることをつながる。」とお話ししてくださいました。

子どもたちは、1月の寒い北風のもとでの体験のなかで、地域の方々とのたすけあいの大切さやいたわりの気持ちなど、たくさんのことを学んだ一日になりました。

社会福祉協議会では、車いすなど、福祉体験のお手伝いをしています。いつでもご相談ください。